namadaisan’s diary

僕の生きる道

ファイナンシャルプラン 図書館司書

それでもふるさと納税はした方がいい。

さて、この頃の話題と言えば、総務省のお達しにより、ふるさと納税の返礼品が納税額の3割に抑えられつつある、ということだ。
ふるさと納税とは、言い方を変えれば寄付である。
世の中の会社社長には寄付が好きな方がたくさんいる。
それは、寄付すれば自分が必要だと思うことに、儲けを投資することができる。寄付しなければ、国に税金として収めて、国の政策として何かに使われる。
そして、寄付したことで感謝される。納税しても高額納税者になれば公表されるし、そうでなければ払って当然であるというだけである。

そんなわけで、ふるさと納税は一般サラリーマンにそんな社長みたいな寄付をするというチャンスを与える政策である。
自分は、日本の未来を考えて、この町のこういう政策にお金を出したい!そりゃ大社長が1000万円を寄付するぞと言うときに、サラリーマンはゼロをいくつか減らして1万円を寄付するぞ!となるわけである。
寄付しなければ、税金として収める1万円(実際には2000円は控除されないので8000円の納税となる)なのだ。

そこに、さらには応援してくれたのならという趣旨で返礼品がいただけるのだ。それもこちらが商品を選んで。
なんとなく自分の財布から1万円を出すのは、勇気がいる。
それは本当によくわかる。だって、財布に入れた1万円は本当に貴重だから。
でも、給料から天引きされる1万円も財布の中の一万円も同じである。未来の1万円か、今、財布にある一万円かの違いはある。
そんなことは今更言わなくてもわかっている。

その1万円を寄付することは、自分が日本の未来を切り開くために、多くのプロジェクトに投資できるチャンスとなる。
もちろん少しの返礼品をもらうことになるが、そのお金は自分が選んだプロジェクトによって、その町を変える事につながっている・・・かもしれない。

さらに、返礼品が少なくなったとしても本来なら税金として収めれば、感謝の手紙すら届かず、もっと言えば、払わなければ逮捕されるお金なのだ。
ふるさと納税をすると、返礼品とともに感謝の手紙が届く。それだけでも十分に嬉しい。

僕たちは相対的な比較によって、幸せを決めがちである。
前は、こんなに貰えていたものが、今はこれだけしか貰えない、という考えである。
この考え方ではいつまでも幸せになれない。

納税したことで感謝される。それが喜べるのがふるさと納税である。
もちろん、返礼品もとっても嬉しいのは変わりない。

ふるさと納税して、ちょっとした幸せをつかんでみませんか?


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